信用と実績の積み重ねがパッケージへ
Magicを使うことになったのは、V4.26が出始めた頃、知り合いのソフトハウスから急遽Magicでの開発を依頼され、始めは何もかも分らなかったが、2週間でMagicをマスターしたと云う吉田社長。
吉田社長の過去の実績と信用のせいか、他のソフトハウスやメーカーが難題に直面している案件の相談を持ち込まれるケースも多く、コンサルティングからの支援にも対応してきた。
そんな仕事を数多くこなしているうちに、自然と多種多様な業種及び業務のノウハウがたまり、多くのパッケージソフトが制作できる実力を身につけていた。
開発したパッケージには、金融機関向けの動不動産管理システムや専門店向けのパソコンPOSレジ管理システム、仲卸業向けの販売管理システムなどがある。
「e-アタッチ」で事業拡大へ
パッケージやシステムを導入しても、データを入力するために人員を抱えると、コスト削減どころか、逆にコストを押し上げる現実を見てきた。そんな中、平成16年1月に、入力の効率化とコスト削減を実現するパッケージソフト「e-アタッチ」を開発。
「e-アタッチ」は、営業先、店頭、工事現場等のデータ発生場所で、場所を選ばずモバイル端末(PDA)からデータを入力し、本部に送信するだけでデータの入力が完了する。これにより、企業ではデータ入力のコストを大幅に削減できるパッケージだ。
独自性を貫く
さらに、ビジネスモデル特許も申請。申請の理由は、システムルートの独自性を出し、価格力で勝負するスタイルではなく、ソリューション力で勝負するスタイルを貫くためだ。
常に競合他社を作らない環境こそが、お客様に本当に良いものを提供できると確信している。