"SharePoint、Magic xpiともにコーディングが不要なので、ユーザーが業務に必要な仕組みを内製できるようになりました。"
渋谷支店 支店長 佐々木 彰 様
株式会社J建築検査センター
"SharePoint Onlineに対応した連携ツールは、Magic xpiだけでした。"
代表取締役 市川 大輔 様
有限会社リバーワン
(株)J建築検査センターは、設計事務所、ビルオーナ-などに対して、建築図面等を元にエンジニアリングレポート・建築基準法への遵法性調査・耐震診断、増築・改修の建築確認サービス等を提供している会社です。
J建築検査センターの基幹システムである、「確認検査業務のWeb申請システム」が新しいシステムに移行されることに伴い、旧システムからの円滑な移行を支援することを目的にシステム連携ツールの「Magic xpi」が採用されました。
並行稼動している新旧の基幹システムをMagic xpiで連携することにより、データ移行作業が不要となりコストを削減できました。
また、従来は約20名の審査担当者が個人ごとに物件確認の申請進捗状況をExcelで管理していたため、全体を把握するためにはExcelを集計する作業が必要であり、常に最新の状況を把握することが難しい状況でした。
Magic xpiのSharePointアダプタを利用して、基幹システムの進捗データをOffice 365のSharePointに連携することで、全体の進捗状況をいつでも閲覧することが可能になりました。
データ移行をやらずに並行稼働でコストカット
旧基幹システムは、J建築検査センター向けに独自開発されたシステムでしたが、パッケージソフトの新基幹システムを導入することになりました。
当初は、旧システムから新システムにデータ移行した後に、旧システムを止める予定でしたが、データ移行作業に多くの追加コストがかかることが判明しました。
そこで、新旧システムを並行稼動して、ある期日を境に新規物件は新システムに登録・運用することとし、旧システムに既存の物件が終了するまで利用することにしました。これにより、データ移行が不要になりましたので、その費用をパッケージの追加機能オプションの購入に当てることができました。
Magic xpiを使い新旧システムの両方のデータをSharePointに連携することで、並行稼働している両システムの検査進捗状況をSharePointから確認できる仕組みができました。
新システムは2017年10月に稼働を開始しました。半年間の並行稼動で、旧システムはそれまでの申請物件の検査業務がすべて完了したため、2018年4月に無事役割を終えることができました。
Magic xpiを導入したことにより、データ移行費用が不要になっただけでなく、新システムの早期稼働と旧システムの終息を円滑に実施することができました。
付随するサブシステムとの連携にも活用
新基幹システムとして導入されたパッケージソフトには、顧客マスターデータが存在せず、顧客ごとのデータ集計ができませんでした。そこで基幹システムからMagic xpiが抽出したデータを顧客別に集計し閲覧できるサブシステムをSharePoint上に作成しました。
Magic xpiは、新旧システムの移行に使われただけでなく、基幹業務の情報ポータルとしてのSharePointとの連携、さらに今後新たに構築されるシステムやサービスをシームレスに連携するデータ基盤として大いに利用される予定です。
今回のシステム移行と構築は有限会社リバーワンが実施しましたが、
SharePoint、Magic xpiともにコーディングが不要なので、ユーザーが業務に必要な仕組みを内製できるようになったため、今後はJ建築検査センターの職員がMagic xpiの運用・メンテナンスしていくことになっています。
Magic xpiの選定理由
システム移行の相談を受けた有限会社リバーワンは、Office 365の導入とともに社内の情報共有ポータルとしてSharePoint Onlineを提案しました。
基幹システムと連携できるツールを調査したところ、SharePoint Onlineとの接続をサポートしているのはMagic xpi以外になかったことが選定の理由です。
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