エンタープライズ・アプリケーションプラットフォームとビジネス・インテグレーション基盤のグローバルプロバイダーであるマジックソフトウェア・ジャパン株式会社(東京都新宿区 代表取締役社長:佐藤敏雄、以下マジックソフトウェア)は、吉田プラ工業株式会社(東京都墨田区 代表取締役社長:吉田雄三、以下吉田プラ工業)が、社内システム開発に超高速開発ツール「Magic xpa」を導入し、独自の開発手法によりVBA時より最大10倍生産性を向上させコスト削減に成功したことを発表致します。
開発の背景と概要
吉田プラ工業は、化粧品などのプラスチック容器の企画・設計・製造を手がけ、国内外の一流化粧品メーカーへ数々の製品を提供し続けています。Visual Basicで開発された生産管理のパッケージソフトを核に社内システムを運用し、社内の改善要望に対しては都度Excel VBAで開発していました。しかしVBAでは生産性が低く、超高速開発ツールMagic xpaをMagic未経験者が試用して評価が高かったことから、社内システム開発ツールとしてMagic xpaの導入を決定しました。
独自の開発手法とMagicの高い生産性
アジャイル型の開発手法を採用しています。要件定義や基本設計等はユーザーとの雑談レベルの情報を基に、仕様を決めながら開発を進めます。5割程度の状態でユーザーレビューを行いギャップを修正します。これを何度か繰り返し、7~8割程度の段階で本番運用し細かい機能は後で追加します。不具合は都度対応することで翌日には修正され、細かいバグ出しは本番環境でユーザーが行います。これも社内開発だから許されることです。
約2年で、経費管理や倉庫管理など9つの社内システムを開発しました。次々に社内システムが導入できた理由は、Magicの生産性の高さと、100%社内開発だからこそできる事だと考えています。(吉田プラ工業 IT推進グループ リーダー 大塩俊哉 様)
常にカイゼン、100%完成を目指さない
システム開発の残り2~3割にかけていた工数を、別のカイゼンの為に当てています。同時期に複数のシステム開発や改修をすることで、システム連携を意識した全体最適化が出来るようになりました。100%完成する事はありえませんし目標にもしていません。ユーザーにとっても、画面や帳票の細かな所よりも、重要なのは業務の効率化が実現されることなので、弊社ではこの開発手法が最適であると考えています。
AccessやVB・VBAでシステムを作成していた時よりも、生産性は2~5倍、処理によっては10倍ほど向上したと思います。開発グループが素早く仕事をこなせるようになった為、「次はこんなシステムを作ってほしい」と、ユーザー部門から積極的にシステム開発の依頼が来るようになりました。ユーザーのカイゼン意識が高まった事は大きな収穫です。(吉田プラ工業 IT推進グループ リーダー 大塩俊哉 様)
事例の詳細についてはマジックソフトウェア・ジャパンのWebサイトをご参照下さい。
https://www.magicsoftware.com/ja/stories/yoshida
【Magic xpa Application Platformについて】
ビジネス・アプリケーション開発基盤として30年以上の実績と高い開発生産性を誇る超高速開発ツールです。あらゆる業種・業界の基幹業務システム開発やパッケージソフトウェアの基盤として活用され、実行エンジン型の開発ツールとして国内トップの販売実績となっております。(株式会社ミック経済研究所「次世代型超高速開発ツールの市場動向2016年版」)