新型コロナウィルス拡散対策システムを
わずか7日でローコード開発
オーストリア、ニーダーエスターライヒ州政府が内製で開発

  • 2021年02月16日

ローコード開発プラットフォームとデータ連携プラットフォームのグローバルプロバイダー、マジックソフトウェア・エンタープライゼス(NASDAQ:MGIC)は、オーストリア北東部のニーダーエスターライヒ州政府が、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に関する情報をリアルタイムでシームレスに交換するための、疫学報告情報システムを、ローコード開発ツール「Magic xpa(マジック エックスピーエー)」で、わずか7日間で開発した事例を発表します。
日本法人である、マジックソフトウェア・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 敏雄 以下 マジックソフトウェア)が、このユーザ事例を翻訳し、公開しております。

州政府のITスタッフがわずか7日で開発

ニーダーエスターライヒ州政府は、関係当局間でCOVID-19に関する情報をリアルタイムでシームレスに交換するために、わずか7日で「MEPIアプリケーション」(Meldung Epidemiologisches Informations 疫学報告情報システム)を開発しました。このシステムはローコード開発ツール「Magic xpa」を使用して、州政府内部のITスペシャリストにより内製開発されました。

COVID-19の健康危機への機敏な対応が可能に

オーストリア連邦や州レベルのさまざまな公共部門のITシステムから、リアルタイムデータを統合し利用できるようになったため、関係当局の責任者はデータに基づいた意思決定を迅速に行ことが可能になりました。「MEPIアプリケーション」により可能になったことは以下のとおりです。

・必要なCOVID-19データを公衆衛生当局および関係当局に提供
・検査結果のデータ交換を自動化
・アプリケーションをニーダーエスターライヒ州の電子ファイル管理(ELAK)に接続
・統一された統計の作成:データフローをマージし、データフローを最適化し、効率的な構造を作成
・統計を統一し、コロナ・クラスターの評価を視覚化

オーストリア、ザンクトペルテン情報技術部門、ニーダーエスターライヒ州政府事務所 ラインホルト・バウマン氏はこのように語っています。
「現在のコロナの状況では、たとえば“COVID-19に関連する法的要件に適応する”といったような、非常に柔軟な範囲で迅速に実装できるデジタルソリューションが必要でした。Magic xpaテクノロジーにより、すべての要件を最適に実装することができ、俊敏性と実行力を維持できています。」

ニーダーエスターライヒ州のMEPIプロジェクトは、わずか7日で成功裏に実施されました。ユーザーフレンドリーなインターフェイスは、シームレスで迅速な導入を可能にしました。現在、20の地区チームにまたがる1,100人の公共機関の職員と、4人の判事がCOVID-19への対応を調整するためにアプリケーションを使用しています。

ニーダーエスターライヒ州はCOVID-19拡散と戦うためMagic xpaでリアルタイムデータを取得

ローコード開発とは

プログラミング言語によるコーディングを廃し、ビジュアル的な操作で、 短期間でシステムを開発することができる手法、または開発ツールやプラットフォームのことです。超高速開発ツール、LCDP(Low-Code Development Platform)ともいわれます。

Magic xpaについて

実行エンジン型開発ツールでは国内シェア5年連続1位*のローコード開発ツールです。ビジネス・アプリケーション開発基盤として30年以上の実績と高い開発生産性を誇り、日本国内では800社以上のパートナーを通じて、4万5000社以上の企業にMagic xpaで開発された業務アプリケーションが導入されています。
*「DX実現に向けたローコードプラットフォームソリューションの原状と展望 2020年度版」 ㈱ミック経済研究所刊より

xpa

 

マジックソフトウェア・ジャパン株式会社について

プログラミング言語によるコーディングを廃し、ビジュアル的な操作で、 短期間でシステムを開発することができる手法、または開発ツールやプラットフォームのことです。超高速開発ツール、LCDP(Low-Code Development Platform)ともいわれます。

イスラエル本社を中心に、全世界50カ国以上のビジネスネットを持つマジックソフトウェア・エンタープライゼス(NASDAQ:MGIC)100%出資による日本法人です。ローコード開発ツール「Magic xpa」と、データ連携プラットフォーム「Magic xpi」の開発・販売を核に、さまざまなソリューションとサービスの提供を行っています。
現在、東京(本社)、札幌、仙台、信越、名古屋、大阪、岡山、 広島、福岡の全国主要9都市に拠点を構え、全国800社以上のパートナーを通じて製品を販売し、サポートおよびコンサルティング・サービスの提供を行っています。

本社所在地 : 東京都新宿区北新宿二丁目21番1号 新宿フロントタワー24階
代表     : 代表取締役社長 佐藤 敏雄
事業内容  : 開発ツール分野 :Magic xpa、および関連製品の仕入/製造、販売業務
連携ツール分野 :Magic xpiの仕入/製造、販売業務
プロフェッショナルサービス:ツール製品の教育、サポート業務 他

マジックソフトウェアは、ビジネスアプリケーション開発にスピードと柔軟性をもたらすローコード開発ツールと、ノンコーディングでデータ、サービスを迅速に接続し、ビジネスプロセスを自動化する、データ連携ツールを提供します。