マジックソフトウェア・ジャパン株式会社(代表取締役社長:佐藤敏雄 本社:東京都渋谷区)は、ビジネスアプリケーション開発・実行プラットフォームの新版、『Magic xpa(マジック エックスピーエー)』の国内販売開始を発表します。
【本製品の発表の背景】
スマートデバイスのビジネスアプリケーション開発においては、複数のモバイル用OS対応とメーカー毎に異なるデバイスの対応、頻繁なOSのバージョンアップへの追随など、システム開発会社にとって作業工数とコスト負担を強いられています。Magic xpaの実行環境はOSやデバイスの違いを吸収するため、一度開発したモバイル・アプリケーションを複数OS、複数デバイスへの展開が容易になります。
ワンソース・マルチプラットフォーム対応
Magic xpaは、一つの開発環境と開発手法でクライアント/サーバ、Webアプリケーション、RIA(リッチインターネットアプリケーション)を開発できる、ビジネスアプリケーションに特化した開発・実行プラットフォームです。
マジックソフトウェアは今までも各種モバイルOSへの対応を進めており、Windows Mobile 6.5対応(2009年)、BlackBerry対応(2011年日本では未発売)に続き、このたびの新版でiOSとAndroidに対応することとなりました。モバイルOS向けの開発言語(Objective CやJavaなど)を使用して別個に開発する必要がなく、Magic xpa独自の開発手法だけで両方のネイティブアプリケーションを短期間・低コストで同時開発できるとともに、修正やカスタマイズが柔軟にできるため、アプリケーションの保守コストを劇的に削減できます。2012年11月26日(月)より出荷開始となります。
2012年10月24日(水)よりオープンベータ版の提供を開始
本日より、多くのシステム開発エンジニア様にMagic xpaを評価していただくため、オープンベータ版を公開しました。ダウンロードURLは以下のとおりです。
https://www.magicsoftware.com/MagicxpaBeta_Download.html
【新しいブランディングについて】
私たちマジックソフトウェアは、提供している製品が市場で直面している刺激的な変化を反映し、積極的・戦略的な活動の一環として、全製品のリブランディングを実施しました。マジックの新しいブランドは、将来を見据えた多彩な技術プラットフォームの提供を通じ、お客様やパートナー企業の持続的な成功へのコミットメントを象徴しています。私たちのすべて製品は、同じ統合された技術スタックの発現であることを強調するために、主要ブランド名”Magic”を前に配して製品名を変更しました。
-Magic uniPaaSはMagic xpa Application Platformに、
-Magic jBOLTはMagic xpi Integration Platformにそれぞれ名称を変更します。
【国内市場への展開】
日本国内には、システム開発・パッケージソフト開発にMagic uniPaaS(現バージョン)を利用しているパートナー企業が800社以上、パッケージソフトウェアは300種以上が流通しています。次期バージョンであるMagic xpaのリリース開始により、これらパートナー企業やユーザー企業のMagic技術者は、新たな開発言語の習得なしにiOSとAndroid対応のビジネスアプリケーションを開発することが可能になります。
今後Magic 開発者コミュニティの中から、モバイル向けの新しいビジネス・ソリューション商材や、既存パッケージ製品のモバイルオプションなどが短期間のうちに開発され、ビジネスユーザー向けに急速に展開されることを予想しています。