エンタープライズ・アプリケーションプラットフォームとビジネス・インテグレーション基盤のグローバルプロバイダー、マジックソフトウェア・エンタープライゼス(NASDAQ:MGIC)の日本法人である、マジックソフトウェア・ジャパン株式会社(東京都新宿区 代表取締役社長:佐藤敏雄、以下マジックソフトウェア)は、システム連携プラットフォーム「Magic xpi Integration Platform」(以下、Magic xpi:マジックエックスピーアイ)の連携コンポーネントとして、Amazon Web Services(AWS)の各種サービスとの連携を可能にする「AWSアダプタ」を、9月13日より発売いたします。
S3、Redshift、RDSに対応
「AWSアダプタ」は、AWSで提供されている以下のサービスと連携する3つのコンポーネントで構成されています。
- Amazon S3アダプタ S3へのアップロード、ダウンロード、ファイルの削除
- Amazon Redshiftアダプタ CSVファイルをRedshiftのDBに転送
- Amazon RDSアダプタ AWSのRDS上でクエリーを実行
エコシステムとの連携
Magic xpiの「AWSアダプタ」を利用することにより、AWSとのデータ連携の処理ロジックをコーディングすることなく、GUI画面の設定のみで作成することが可能になります。
Magic xpiがすでに提供済みの66種500機能以上のアダプタ群により、SAP、Salesforce、Oracle、IBM、Microsoftなどの主要なITベンダーの基幹システムやクラウドサービスとAWSとの連携を、高度なスキルレベルを必要とせずに短期間、低コストに実現することが可能になります。
AWSに精通したアイディーエスが開発、グローバル展開へ
「AWSアダプタ」は、Magic xpi用のアダプタ開発キット(SDK)の「コネクタビルダー」を使い、マジックソフトウェアの技術協力のもと、株式会社アイディーエスが開発しました。
AWS Advancedパートナーである株式会社アイディーエスは、ベトナム ホーチミン市に設立した子会社IDS Vietnamにアダプタ開発とサポート体制を整え、マジックソフトウェア・エンタープライゼスの本社・支社を経由した全世界50カ国へのグローバル展開も視野入れて準備を進めています。
今後は、以下のようなAWSサービスに対応した連携機能を順次追加する予定です。
- Amazon SQS(Simple Queue Service) メッセージキューイングサービス
- Amazon DynamoDB NoSQLデータベースサービス
- Amazon EMR(Elastic Map Reduce) 大量データの分散処理プラットフォーム
販売チャネルとライセンス形態
マジックソフトウェア・ジャパンからの直販と、Magic xpiのビジネスパートナーからの間接販売に加え、超高速開発ツール「Magic xpa(マジック エックスピーエー)」の800社以上のパートナー経由の販売を推進します。
ライセンス形態は買い取り型と、年間契約によるサブスクリプション型の2種を用意しており、年間40件の販売を見込んでおります。
エンドースメント
本発表にあたり、Magic xpiビジネスパートナーの日商エレクトロニクス株式会社様からエンドースメントを頂戴しております。
今回のマジックソフトウェア・ジャパン様における、「AWSアダプタ」販売開始を心より歓迎いたします。弊社は「Magic xpi」をベースとした「PolarisGate」というクラウドデータ連携サービスのもと、お客様に最適なデータ連携の構築・運用サービスを提供しています。急速に伸長しているAWSとの連携をラインナップに加えることにより、お客様へ価値ある新たなサービスを提供できると確信しております。今後も一層、マジックソフトウェア・ジャパン様との連携を強化し、「お客様にとっての最良のサービス」を提供してまいります。
日商エレクトロニクス株式会社
常務執行役員 ビジネス・プラットフォーム部門長 坂井 俊朗