13.1 Web Serviceとは
【Web Serviceとは】
- インターネットに関連する技術を応用して、ソフトウェアの機能をネットワークを通じて利用できるようにするための技術、または、そのような形態で提供されるサービスのこと
- 異なるOSや言語やツールでも利用可能であるのが特徴のひとつ
- Webアプリケーションはブラウザなどを使用して人間が利用するものであるのに対して、Web Serviceはプログラムが利用するAPI
- 古くからある高機能で複雑なSOAPと、昨今急速に普及してきたシンプルなRESTがある
【SOAPとは】
- SOAPはSimple Object Access Protocolの略
- リクエスト、レスポンスともにXMLフォーマットのデータで行う形式
- SOAPのURLは操作と対応づけられるため、URLの命名が動詞的になることが多い
【RESTとは】
- RESTはREpresentational State Transferの略
- RESTの世界では、ネットワーク上のコンテンツ(リソース)を一意なURLで表すのが基本
- 各リソース(URL)に対してGET、POST、PUT、DELETEでリクエストを送信し、レスポンスをXMLやJSONなどで受け取る形式(レスポンスのフォーマット形式は指定されていない)
- RESTのURLはリソースと対応づけられるため、URLの命名が名詞的になることが多い